• 本

百寺巡礼 第10巻

四国・九州 観世音寺・梅林寺・善通寺・霊山寺・興福寺・崇福寺・本妙寺・人吉別院・富貴寺・羅漢寺

講談社文庫 い1−69

出版社名 講談社
出版年月 2009年6月
ISBNコード 978-4-06-276319-6
4-06-276319-2
税込価格 682円
頁数・縦 272P 15cm
シリーズ名 百寺巡礼

商品内容

要旨

大和奈良から始まり、そして百寺を訪ねる旅は、いま、四国九州で完結する。お遍路の寺を巡り、未知の仏像の魅力を満喫する旅。ここにはたくさんの人の思い、願い、希望がある。百の寺々の姿が、脳裏に浮かんでは消えていく―。五木寛之の『百寺巡礼』、ついに完結。

目次

第九十一番 観世音寺―境内に響く千三百年の鐘の余韻
第九十二番 梅林寺―托鉢の雲水に雪が降りしきる
第九十三番 善通寺―空海の生地に根をはる原日本のすがた
第九十四番 霊山寺―遍路の旅の出発点「一番さん」
第九十五番 興福寺―隠元が来日してはじめて訪れた唐寺
第九十六番 崇福寺―海を渡る中国の人びとが信じた媽祖神
第九十七番 本妙寺―加藤清正が眠る庶民信仰の寺
第九十八番 人吉別院―命がけで守りつづけた「隠れ念仏」
第九十九番 富貴寺―自然のなかで育まれた仏教のかたち
第百番 羅漢寺―石段をのぼりつづけて、満願成就

おすすめコメント

日本の名刹を巡る作家の旅、ついに完結! 日本人の「こころのふるさと」はどこなのか。何を見て、何を感じたのか。寺は人々に何を与えてきたか−−。百の寺を巡る、作家・五木寛之の旅がついに完結する。

出版社・メーカーコメント

日本の名刹を巡る作家の旅、ついに完結!日本人の「こころのふるさと」はどこなのか。何を見て、何を感じたのか。寺は人々に何を与えてきたか。百の寺を巡る、作家・五木寛之の旅がついに完結する。

著者紹介

五木 寛之 (イツキ ヒロユキ)  
1932年福岡県生まれ。朝鮮半島より引き揚げたのち、早稲田大学露文科に学ぶ。PR誌編集者、作詞家、ルポライターなどを経て、’66年『さらばモスクワ愚連隊』で小説現代新人賞、’67年『蒼ざめた馬を見よ』で直木賞、’76年『青春の門』(筑豊篇ほか)で吉川英治文学賞を受賞。’81年より一時休筆して京都の龍谷大学に学んだが、のち文壇に復帰。2002年にはそれまでの執筆活動に対して菊池寛賞を、’04年には仏教伝道文化賞を受賞する。小説のほか、『百寺巡礼』をはじめとする、音楽、美術、歴史、仏教など多岐にわたる活動が注目されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)