• 本

樹霊の塔 伊集院大介の聖域

講談社文庫 く2−48

出版社名 講談社
出版年月 2009年12月
ISBNコード 978-4-06-276528-2
4-06-276528-4
税込価格 713円
頁数・縦 410P 15cm

商品内容

要旨

現代最後の秘境と呼ばれる松之原村を訪れた女流作家・森カオル。村には不気味な「樹霊の塔」が聳え、地元の旧家松之原家には底知れぬものを秘めた老女がひっそりと暮らしている。カオルが到着した直後から村で不可解な事件が連発する。そして、ついに殺人事件が。伊集院はカオルを救うため、閉ざされた村に向かう。

出版社・メーカーコメント

舞台は1970年代。若き日の名探偵、悩む伊集院は「現代の最後の秘境」といわれる原乃村に閉じ込められてた、女流作家の救出に向かう。携帯もデジカメもない時代に、名探偵のアナログな推理が冴える。

著者紹介

栗本 薫 (クリモト カオル)  
東京都生まれ。早稲田大学文学部卒。1977年、中島梓として『文学の輪郭』で群像新人賞受賞、文芸評論家としてデビュー。翌年、「栗本薫」クン登場の『ぼくらの時代』で第24回江戸川乱歩賞、1981年『絃の聖域』で第2回吉川英治文学新人賞受賞。以降、ミステリー、SF、時代、伝奇小説、ミュージカル脚本、演出など幅広く活躍。著書に100巻突破という前人未到の記録を達成した『グイン・サーガ』シリーズなど多数。2009年5月、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)