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愛と暴力の戦後とその後

講談社現代新書 2246

出版社名 講談社
出版年月 2014年5月
ISBNコード 978-4-06-288246-0
4-06-288246-9
税込価格 1,100円
頁数・縦 301P 18cm

商品内容

要旨

なぜ私たちはこんなに歴史と切れているのか?『東京プリズン』の作家がこの国の“語りえないもの”を語る。

目次

プロローグ 二つの川
第1章 母と沈黙と私
第2章 日本語はどこまで私たちのものか
第3章 消えた空き地とガキ大将
第4章 安保闘争とは何だったのか
第5章 一九八〇年の断絶
第6章 オウムはなぜ語りにくいか
第7章 この国を覆う閉塞感の正体
第8章 憲法を考える補助線
終章 誰が犠牲になったのか
エピローグ まったく新しい物語のために

出版社・メーカーコメント

なぜ、私たちはこんなに歴史と切れているのか? あの敗戦、新憲法、安保闘争、バブル、オウム事件、そして3・11……。<知っているつもり>をやめて、虚心に問うてみたら、次から次へと驚きの発見が噴出! 『東京プリズン』の作家が、自らの実体験と戦後日本史を接続させて、この国の<語りえないもの>を語る。

著者紹介

赤坂 真理 (アカサカ マリ)  
1964年、東京生まれ。作家。95年に「起爆者」でデビュー。2012年に刊行した『東京プリズン』(河出書房新社)で毎日出版文化賞・司馬遼太郎賞・紫式部文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)