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酒場の文化史

講談社学術文庫 1952

出版社名 講談社
出版年月 2009年6月
ISBNコード 978-4-06-291952-4
4-06-291952-4
税込価格 968円
頁数・縦 241P 15cm

商品内容

要旨

石器時代の洞窟にはじまる「ドリンカーの楽園」はどう変化してきたのか?宿屋、イン、パブ、キャバレー、カフェ、ギャンゲット、ジャズ・クラブ…。十九世紀から二十世紀にかけて起こった酒場の革命とは?ギリシア神話、チョーサー、シェイクスピア、ディケンズ、バルザック、シムノン…。同時代の小説をも資料として読み込み、人間臭い特殊空間の変遷を活写する。

目次

第1章 酒場の誕生(洞窟の酒場
チョーサーの酒場)
第2章 愉しきイギリス(シェイクスピアの酒場
「大旅行」時代の酒場)
第3章 大都市のなかで(ディケンズの酒場
バルザックの酒場)
第4章 世紀末へ(消えゆくロンドンの居酒屋―カクテル・タイム1
世紀末の酒場)
第5章 二十世紀とジャズの時代(ワインと一九二〇年代―カクテル・タイム2
カクテル・エイジとホテルのバー―カクテル・タイム3
ジャズ・エイジの酒場)

おすすめコメント

ドリンカーの楽園はどう進化してきたのか?きわめて人間臭い特殊空間=酒場の起源を石器時代の洞窟に求め、その変遷を描く。チョーサーの酒場、バルザックの酒場……。時代精神の鏡としての酒場を読む

出版社・メーカーコメント

ドリンカーの楽園はどう進化してきたのか? きわめて人間臭い特殊空間=酒場の起源を石器時代の洞窟に求め、その変遷を描く。チョーサーの酒場、バルザックの酒場……。時代精神の鏡としての酒場を読む

著者紹介

海野 弘 (ウンノ ヒロシ)  
1939年生まれ。早稲田大学文学部ロシア文学科卒業。雑誌『太陽』編集長を経て、文筆家となる。アール・ヌーボー、アール・デコ、世紀末、都市論など幅広く著作を発表。『江戸ふしぎ草子』で斎藤緑雨賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)