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はじめてのスピノザ 自由へのエチカ

講談社現代新書 2595

出版社名 講談社
出版年月 2020年11月
ISBNコード 978-4-06-521584-5
4-06-521584-6
税込価格 968円
頁数・縦 181P 18cm

商品内容

要旨

次々と覆される常識の先に、ありえたかもしれないもうひとつの世界が浮かび上がる。気鋭の哲学者による、心揺さぶる倫理学入門。

目次

第1章 組み合わせとしての善悪(スピノザとは誰か
哲学する自由 ほか)
第2章 コナトゥスと本質(コナトゥスこそ物の本質
変状する力 ほか)
第3章 自由へのエチカ(「自由」とは何か
自由の度合いを高める倫理学 ほか)
第4章 真理の獲得と主体の変容(スピノザ哲学は「もうひとつの近代」を示す
真理は真理自身の基準である ほか)
第5章 神の存在証明と精錬の道(懐疑の病と治癒の物語
真理への精錬の過程 ほか)

著者紹介

國分 功一郎 (コクブン コウイチロウ)  
1974年、千葉県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。東京大学大学院総合文化研究科・教養学部准教授。専門は、哲学・現代思想。著書に、『暇と退屈の倫理学』(朝日出版社、第二回紀伊國屋じんぶん大賞受賞、増補新版:太田出版)、『中動態の世界』(医学書院、第一六回小林秀雄賞受賞)、『原子力時代における哲学』(晶文社)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)