性のタブーのない日本
集英社新書 0810
出版社名 | 集英社 |
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出版年月 | 2015年11月 |
ISBNコード |
978-4-08-720810-8
(4-08-720810-9) |
税込価格 | 858円 |
頁数・縦 | 238P 18cm |
商品内容
要旨 |
「目が合う」ということと「セックスをする」ということの間に大きな一線がなかった古代。「優雅な恋物語の世界」と思われがちな平安時代ですら、文学や絵巻物からは、強烈な「人間生理」とともに世界を認識していた日本人の姿が浮かび上がる。歌舞伎や浄瑠璃の洗練されたエロチック表現や、喜多川歌麿の錦絵に見られる独特な肉体観など、世界に類を見ない、性をめぐる日本の高度な文化はいかに生まれたのか?西洋的なタブーとは異なる、国民の間で自然発生的に理解されていた「モラル」から紐解く、驚天動地の日本文化論。 |
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目次 |
タブーはないが、モラルはある Introduction―現代の日本に性表現のタブーはあるのか?(「性表現の自由」をうっかり語ると笑っちゃう |
出版社・メーカーコメント
『古事記』や『源氏物語』など古典を読み解き、錦絵、浮世絵に描かれたセックスのリアリティに迫る。タブーはないがモラルはあるという、世界に類を見ない日本の性文化の豊饒に迫る、驚天動地の日本文化論。