おくりびと
小学館文庫 も3−4
出版社名 | 小学館 |
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出版年月 | 2008年7月 |
ISBNコード |
978-4-09-408284-5
(4-09-408284-0) |
税込価格 | 482円 |
頁数・縦 | 189P 16cm |
シリーズ名 | おくりびと |
商品内容
要旨 |
「こりゃ誤植だ。旅のお手伝いじゃなくて“安らかな旅立ちのお手伝い”だから、うちは」小林大悟が求人広告を手にNKエージェントを訪れると、社長の佐々木から思いもよらない業務内容を告げられた。NKは「納棺」―遺体を棺に納める仕事を、大悟は妻の美香に打ち明けられなかった。戸惑いながらも働きはじめた大悟は、佐々木の納棺師としての真摯な姿勢を目の当たりにする。さまざまな境遇の死や別れと向き合ううちに、この職業への矜持が大悟の心に芽生えていくのだが…。人の生と死をユーモアと感動で描き、笑って泣いたあとには大きな愛が胸に届く物語。 |
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出版社 商品紹介 |
ご遺体を棺に納める納棺師を主人公に、人びとの最後の別れを笑いと涙とペーソスで描いた感動映画ノベライズ。 |
おすすめコメント
チェロ奏者大悟はオーケストラの解散で失業し故郷に帰る。そこで出合ったのが遺体を棺に納める「納棺師」という仕事。本人も戸惑い、妻の反対にあいながらも、人びとの最後の別れに立ち会うことに誇りを見出していく。
出版社・メーカーコメント
チェロ奏者の大悟はオーケストラの解散で失業し、故郷の山形に帰る。そこで見つけたのは「旅のお手伝い」をするという求人広告。面接に訪れてみると、それは「安らかな旅立ちのお手伝い」をするの間違いで、ご遺体を棺に納める納棺師の仕事だった。予想外の厚遇に働くことを決意する大悟だったが、初めて目にするご遺体の前で、最初は戸惑うばかり。新しい仕事のことを詳しく話していなかった妻にも大反対され、彼女は家を出てしまう。新人の納棺師としてさまざまな人びとの別れに立ち会ううちに、自らの生き方にも目覚めていく大悟だったが、やがて彼の身近でも……。