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メタルカラーの時代 13 文庫版

100年後に残すメガ仕事

小学館文庫 や1−13

出版社名 小学館
出版年月 2008年9月
ISBNコード 978-4-09-408307-1
4-09-408307-3
税込価格 628円
頁数・縦 294P 16cm
シリーズ名 メタルカラーの時代

商品内容

要旨

ノーベル賞を生んだ世界最大の地下宇宙観測所「スーパーカミオカンデ」が大事故に!二〇〇八年七月に急逝した「次のノーベル賞候補」戸塚洋二博士が、その全貌から、物質の根源まで熱く語った貴重な証言を収載。人類が作った最大の機械「直径十四メートルのシールドマシン」が掘り進んだ空前の海底トンネル「東京湾横断道路」の建設秘話。一九五八年完成の東京タワーの建設を担った伝説の橋梁鳶「不死身のサブ」が一九九八年開通の「明石海峡大橋」までたどった現場魂とは…。次世代に伝えるべき日本の誇り、壮大な仕事を凝縮。

目次

海底で真水の大洪水の秘話「東京湾横断道路」鹿島
東京環七道路下に建造した「洪水防止巨大湖」東京都建設局河川部
世界最大規模の「地上式液化天然ガスタンク」大阪ガス・IHI
200年後まで続く維持管理「明石海峡大橋」本州四国連絡橋公団
ヤンバルに世界初の「海水揚水発電プラント」電源開発
海水揚水発電所で注目の「環境保全復元工事」電発環境緑化センター
建設ゴミの現場処理で威力発揮「ガラパゴス」コマツ
鳥取砂丘横に巨大環境実験所「ガラスドーム」鳥取大学乾燥地研究センター
40年守り続け迎えた定年の日の「東京タワー」日本電波塔
明石海峡大橋で100本完結「産業記録映画」映画製作者
東京タワーから明石大橋へ不死身の「橋梁鳶」黒崎建設
ノーベル賞施設の事故と「ニュートリノ捕捉」東京大学宇宙線研究所
世紀の発見を支えたセンサー「光電子倍増管」浜松ホトニクス

おすすめコメント

直径14メートルのシールドマシンが掘り進んだ「東京湾横断道路」。50年前の世界一「東京タワー」は“橋梁鳶”が築いた…。巨大構造物からノーベル賞施設「スーパーカミオカンデ」まで、歴史的大仕事13話

出版社・メーカーコメント

東京湾のそのまた地下を直径14メートルのシールドマシンが掘り進んだ「東京湾横断道路(アクアライン)」。50年前の世界一、「東京タワー」は、“橋梁鳶(きょうりょうとび)”と呼ばれる職人技によって築かれた。1998年に開通した世界最長の吊り橋「明石海峡大橋」は、どんな強風にも耐えうる維持管理作業が200年以上も続く…。巨大構造物から、ノーベル賞施設「スーパーカミオカンデ」まで。日本が誇る歴史的大仕事の舞台裏を、当事者が余すところ無く語った!

著者紹介

山根 一眞 (ヤマネ カズマ)  
1947年東京生まれ。獨協大学ドイツ語学科卒。1998年「メタルカイラーの時代」の業績に対し「東京クリエーション大賞」で大賞。2005年愛知万博愛知県総合プロデューサー、福井県文化顧問、宇宙航空研究開発機構嘱託、日本文藝家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)