• 本

こころの処方箋

新潮文庫

出版社名 新潮社
出版年月 1998年6月
ISBNコード 978-4-10-125224-7
4-10-125224-6
税込価格 649円
頁数・縦 241P 16cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 当店こだわりのおすすめ文庫連続NO1

    とかく、この世は人と人。人間の感情は、腹の底では分かっているように思えても、いざ言葉で表現するとなると、非常に難しい。フーム、フームと大いに納得させられ、感動を覚える珠玉の55編。座右の書にピタリです。

    (2009年9月5日)

商品内容

要旨

あなたが世の理不尽に拳を振りあげたくなったとき、人間関係のしがらみに泣きたくなったとき、本書に綴られた55章が、真剣に悩むこころの声の微かな震えを聴き取り、トラブルに立ち向かう秘策を与えてくれるだろう。

目次

人の心などわかるはずがない
ふたつよいことさてないものよ
100%正しい忠告はまず役に立たない
絵に描いた餅は餅より高価なことがある
「理解ある親」をもつ子はたまらない
言いはじめたのなら話合いを続けよう
日本人としての自覚が国際性を高める
心のなかの自然破壊を防ごう
灯台に近づきすぎると難破する
イライラは見とおしのなさを示す〔ほか〕

おすすめコメント

うそは常備薬、真実は劇薬。「耐える」だけが精神力ではない。心の支えは、時にたましいの重荷になる。――あなたが世の理不尽に拳を振りあげたくなったとき、人間関係のしがらみに泣きたくなったとき、本書に綴られた55章が、真剣に悩むこころの声の微かな震えを聴き取り、トラブルに立ち向かう秘策を与えてくれるだろう。この、短い一章一章に込められた偉大な「常識」の力が、かならず助けになってくれるだろう。