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藝人春秋

出版社名 文藝春秋
出版年月 2012年12月
ISBNコード 978-4-16-375910-4
4-16-375910-7
税込価格 1,650円
頁数・縦 324P 20cm
シリーズ名 藝人春秋

商品内容

要旨

北野武、松本人志、爆笑問題…ほか、芸人たちの濃厚な生を描き切る渾身のルポエッセイ。

目次

そのまんま東(東国原英夫)
甲本ヒロト
石倉三郎
草野仁
古舘伊知郎
三又又三
堀江貴文―フジテレビ買います
湯浅卓―ロックフェラーセンター・売ります
苫米地英人―ロックフェラーセンター・買います
テリー伊藤
ポール牧
甲本ヒロト(再び)
爆笑“いじめ”問題
北野武と松本人志を巡る30年
稲川淳二

出版社
商品紹介

そのまんま東、古館伊知郎、ポール牧から松本人志と北野武まで。芸能界を彩る怪人、名人の濃い生き様を描ききる渾身のルポエッセイ。

おすすめコメント

人気漫才コンビ・浅草キッドの一員であり、芸能界ルポライターをも自任する水道橋博士。現実という「この世」から飛び込んだ芸能界という「あの世」で二十数年を過ごす中で目撃した、巨星・名人・怪人たちの生き様を活写するのが『藝人春秋』です。たけし軍団の先輩、そのまんま東が垣間見せた青臭すぎるロマンチシズムを描きだす。古舘伊知郎の失われた過激実況に、過激文体でオマージュを捧げる。苫米地英人と湯浅卓の胡散臭すぎる天才伝説に惑乱させられる。稲川淳二が怪談芸を追い求める、あまりに悲劇的な真の理由に涙する。爆笑問題、草野仁、石倉三郎、テリー伊藤、ポール牧、三又又三、ホリエモン……選りすぐりの濃厚な十五組。中学時代の同級生・甲本ヒロトのロック愛に博士自らも原点を見出すエピソードは、感動的ですらあります。そしてその原点・ビートたけしと松本人志という、並び立たぬ二人の天才が互いへの思いを吐露した一瞬に見える、芸人の世界の業の深さよ。博士が「騙る」暑苦しく、バカバカしく、そして少し切ない彼らの姿からは、「父性」を乗り越えようとする男の哀しい物語が浮かび上がり、その刹那「藝人」は「文藝」をも超えてゆきます。電子書籍で話題沸騰した作品を完全全面改稿・加筆し、博士生誕五十年を(自分で)記念する、渾身の一冊です。

著者紹介

水道橋博士 (スイドウバシハカセ)  
1962年岡山県生まれ。ビートたけしに憧れ上京するも、進学した明治大学を4日で中退。弟子入り後、浅草フランス座での地獄の住み込み生活を経て、87年に玉袋筋太郎と漫才コンビ・浅草キッドを結成。90年のテレビ朝日『ザ・テレビ演芸』で10週勝ち抜き、92年テレビ東京『浅草橋ヤング洋品店』で人気を博す。幅広い見識と行動力は芸能界にとどまらず、守備範囲はスポーツ界・政界・財界にまで及ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)