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ヴィヨンの妻・人間失格ほか

文春文庫 た47−3 太宰治映画化原作コレクション 2

出版社名 文藝春秋
出版年月 2009年5月
ISBNコード 978-4-16-715113-3
4-16-715113-8
税込価格 429円
頁数・縦 325P 16cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 日本文学の代表作家、太宰の話題作品集

    ヴィヨンとは15世紀フランスの詩人で放浪無頼の人生を送る。ヴィヨンまたは太宰自身を思わせる大谷と妻との奇妙な夫婦生活を描く。
    人間失格は言うまでもなく太宰の代表作にして日本文学のNO1作品。

    (2009年8月1日)

商品内容

要旨

「いまは自分には、幸福も不幸もありません。ただ、一さいは過ぎて行きます」。連載最終回の掲載直前、自殺を遂げた太宰の代表作「人間失格」のほか、奇妙な夫婦関係を描いた佳作「ヴィヨンの妻」「二十世紀旗手」「桜桃」「姥捨」「燈籠」「きりぎりす」「思い出」を収録。生誕100年を迎えた太宰治の傑作集。

著者紹介

太宰 治 (ダザイ オサム)  
1909(明治42)年、青森県北津軽郡金木村(現五所川原市)生まれ。官立弘前高等学校を経て、東京帝国大学文学部仏文学科中退。1935年、「逆行」で第1回芥川賞候補。1948年6月13日、玉川上水にて入水自殺(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)