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名をこそ惜しめ 硫黄島魂の記録

文春文庫 つ4−59

出版社名 文藝春秋
出版年月 2008年12月
ISBNコード 978-4-16-731459-0
4-16-731459-2
税込価格 734円
頁数・縦 461P 16cm

商品内容

要旨

日本軍二万人、米軍三万人という未曾有の戦死傷者を出した太平洋戦争末期の激戦地、硫黄島。栗林忠道中将率いる第一〇九師団が、物量に劣りながらも米軍側に多大な損失を与えることが出来たのはなぜか。多数の硫黄島生還者に取材し、戦争の非情さを再現した著者渾身、文字通り「魂の記録」である。

目次

硫黄島へ
迎撃準備
死への覚悟
破滅への足音
将軍の苦悩
最後の準備
海兵隊上陸
死闘
散ってゆく花
火焔の戦場
最後の戦闘
埋葬
黙祷

著者紹介

津本 陽 (ツモト ヨウ)  
昭和4(1929)年、和歌山市に生れる。東北大学法学部卒業。昭和53年『深重の海』により第79回直木賞受賞。史料を十全に分析する闊達な史観から旺盛な創作活動を続けている。平成7年『夢のまた夢』で第29回吉川英治文学賞を受賞。平成15年旭日小綬章を受章。平成17年第53回菊池寛賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)