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マリー・ルイーゼ ナポレオンの皇妃からパルマ公国女王へ 上

文春文庫 つ9−5

出版社名 文藝春秋
出版年月 2009年12月
ISBNコード 978-4-16-757405-5
4-16-757405-5
税込価格 785円
頁数・縦 414P 16cm
シリーズ名 マリー・ルイーゼ

商品内容

要旨

マリー・アントワネットを大叔母に持つルイーゼは、後継ぎを生めないジョゼフィーヌと離婚したナポレオンのもとに、ハプスブルク家から政略結婚のために嫁ぐことになった。ナポレオンを憎んだ彼女だったが、共に暮らし、やがて愛しく思うようになったものの、ワーテルローでの敗戦が二人を永遠の別れに導くことになる…。

目次

第1部 春雷(売られた花嫁
マリー・ルイーゼに決まる
国歌の中の涙の別れ
コンピエーニュの奇襲攻撃
品位ある皇妃に感動
王子誕生
経済不況広がる
ドレスデンでの父娘再会
モスクワ遠征
雪の中の退却
突然のパリ帰還)
第2部 夏の嵐(ナポレオン・メッテルニヒ会談
ライプチヒの大会戦
暖炉の前の永遠の別れ
三度目の「流浪の民」
エルバ島流刑
故郷ウィーンへ
ナイペルク護衛に
ウィーン会議
ナポレオン、エルバ島脱出
ワーテルローの敗戦)

著者紹介

塚本 哲也 (ツカモト テツヤ)  
昭和4(1929)年、群馬県に生れる。東大経済学部卒。毎日新聞ウィーン支局長、プラハ支局長、ボン支局長、論説委員、防衛大学校図書館長・教授、東洋英和女学院大学学長などをへて、現在、東洋英和女学院大学名誉教授、作家。オーストリア共和国文化功労勲章、オーストリア共和国有功大栄誉銀章、毎日新聞連載「学者の森」(共同執筆)で日本新聞協会賞を受賞。著書に『ガンと戦った昭和史 塚本憲甫と医師たち』(第8回講談社ノンフィクション賞受賞)『エリザベート ハプスブルク家最後の皇女』(第24回大宅賞受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)