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ニューヨークの魔法は続く

文春文庫 お41−2

出版社名 文藝春秋
出版年月 2008年1月
ISBNコード 978-4-16-771760-5
4-16-771760-3
税込価格 583円
頁数・縦 201P 16cm

商品内容

要旨

高層ビルとコンクリートに囲まれた都会でも、人はこんなに人間らしく生きられる。欠点があっても、ちょっと変わっていても、一人ぼっちでも、きっと明日はもっと面白い。著者の描くニューヨークの街角は、寒い冬の日にそっと差し出される缶コーヒーのように温かい。

目次

第1章 人々(リトルイタリーの小さな商人
ニューヨークの頑固親父
ホームで出会ったイラン人
夏の浜辺の拾いもの
おれのストーリー)
第2章 子ども、老人、ホームレス(ブルックリンの罪ほろぼし
“非行少年”の届けもの
犬が老人ホームを訪ねた日
ブロンクスの感謝祭
冬の仲間
クリスマスイブの盗人
踊り場の“部屋”)
第3章 街角(メニューのあるレストラン
靴を脱ぐということ
ニューヨークで二番目におもしろいところ
セントラルパークという絵本
聖人にお願い
暴動のうわさ)
第4章 私とニューヨーク(夕飯
机を運びながら
小包
母のニューヨーク
戸惑う日本の入院生活)
第5章 ニューヨークだから(車内放送
地下鉄の芸人
ベランダの住人
ニュヨークがやさしい)

著者紹介

岡田 光世 (オカダ ミツヨ)  
1960年東京生まれ。青山学院大学卒、ニューヨーク大学大学院修士号取得。読売新聞米現地紙記者を経て作家・エッセイスト。高校、大学時代に1年間ずつアメリカ中西部に留学し、1985年よりニューヨークに住み始める。今も東京とニューヨークを行き来しながら執筆を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)