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金沢あかり坂

文春文庫 い1−35

出版社名 文藝春秋
出版年月 2015年2月
ISBNコード 978-4-16-790295-7
4-16-790295-8
税込価格 550円
頁数・縦 252P 16cm

商品内容

要旨

金沢の花街で生まれ育った高木凛は、様々なアルバイトを経て遅咲きの芸妓になる。別れた恋人・黒江透との記憶を引きずったまま失意の日々を送る凛。そんな彼女の心の傷を癒してくれたのは、嫌悪していたはずの父が遺した篠笛を吹くことだった―。古都・金沢を舞台に、恋と青春の残滓を描いたオリジナル短篇集。

著者紹介

五木 寛之 (イツキ ヒロユキ)  
1932年福岡県生まれ。生後間もなく朝鮮に渡り、47年引き揚げ。52年、早稲田大学文学部露文科入学。57年に中退。編集者、ルポライターなどを経て、66年『さらばモスクワ愚連隊』で第6回小説現代新人賞、67年『蒼ざめた馬を見よ』で那56回直木賞、76年『青春の門筑豊篇』ほかで第10回吉川英治文学賞を受賞。81年より一時休筆して京都・龍谷大学に学んだが、のち文壇に復帰。2002年には第50回菊池寛賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)