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メンチカツの丸かじり

文春文庫 し6−91

出版社名 文藝春秋
出版年月 2018年8月
ISBNコード 978-4-16-791126-3
4-16-791126-4
税込価格 726円
頁数・縦 244P 16cm

商品内容

要旨

メンチカツはコロッケよりも立場が弱い。不公平だと思う。メンチカツ一個をほぐしたら何十個分のコロッケが作れると思ってんのかッ―真面目なメンチカツの報われなさを嘆き、健康の敵として疎まれる角砂糖への恋心を募らせ、見栄でラーメンスープをちょい残しする自分に煩悶。大好評の食エッセイ第38弾!

目次

すき焼き、廃墟となる
ボートに乗ったお魚
馬を食べる人々
几帳面な人とは
お餅は踊る
昆布のような人なりき
人間は転ぶ
豆腐だけで一食
「まいう」の表現力
ビーフジャーキー立ちはだかる〔ほか〕

おすすめコメント

コロモで囲まれ、油で揚げられ、団結を深めた肉たちのミッシリ感。あのサイズには、意地と面子がかかっていた! 今回も大満腹!

著者紹介

東海林 さだお (ショウジ サダオ)  
本名庄司禎雄。昭和12(1937)年東京生れ。早稲田大学露文科中退。45年第16回文藝春秋漫画賞、平成7年第11回講談社エッセイ賞受賞。9年漫画とエッセイ両分野の活躍により第45回菊池寛賞受賞。12年紫綬褒章受章。13年第30回日本漫画家協会賞大賞受賞。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)