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老いて華やぐ

文春文庫 せ1−23

出版社名 文藝春秋
出版年月 2022年4月
ISBNコード 978-4-16-791866-8
4-16-791866-8
税込価格 704円
頁数・縦 163P 16cm

商品内容

要旨

寂庵で語り下ろされた寂聴さんの法話「愛するということ」「生きるということ」「老いて華やぐ」を待望のテキスト化!幸福になるとはどういうことなのか、自分の中の可能性の芽をいかに引き出したのか、年をとっても若々しくいる秘訣は何か、など明快に楽しく語る。私たちがこれからをよりよく生きるヒントに富んだ一冊。

目次

愛するということ(人間を一番苦しめる渇愛
自己愛の現れが人間の愛 ほか)
生きるということ(中国で終戦を迎える
価値観が根底からひっくり返る ほか)
老いて華やぐ(「年寄りらしく」なんていらない
自分の老いを感じないことが老いない方法 ほか)
九十二歳の死生観(耐えがたい激痛に襲われる
癌と分かって大騒ぎ ほか)

著者紹介

瀬戸内 寂聴 (セトウチ ジャクチョウ)  
1922年、徳島生まれ。東京女子大学卒。61年「田村俊子」で田村俊子賞、63年「夏の終り」で女流文学賞を受賞。73年11月14日平泉中尊寺で得度。法名、寂聴。92年「花に問え」で谷崎潤一郎賞、96年「白道」で芸術選奨文部大臣賞、2001年「場所」で野間文芸賞を受賞する。06年、文化勲章を受章。11年「風景」で泉鏡花文学賞、18年、朝日賞受賞。21年11月9日逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)