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虎は語らず

ランダムハウス講談社文庫 と1−2 戸川幸夫動物文学セレクション 2

出版社名 武田ランダムハウスジャパン
出版年月 2008年5月
ISBNコード 978-4-270-10194-0
4-270-10194-6
税込価格 1,045円
頁数・縦 530P 15cm

商品内容

要旨

虎は本当に人を襲ったのか?インドのジャングルに潜む底知れぬ魔力に光を当てた表題作他、日本史上最悪の熊害「三毛別羆事件」を克明に再現した『羆風』、マッコウクジラのボス「欠け鰭」の栄光と挫折を悲哀を込めて描く『鰭王』など、人間と野生動物の相克を浮き彫りにする傑作短編集。

著者紹介

戸川 幸夫 (トガワ ユキオ)  
1912年、佐賀県生まれ。旧制山形高校(現・山形大学)の理科に入学。1937年、東京日日新聞社(現・毎日新聞社)に入社。1955年、初の小説『高安犬物語』が直木賞受賞。以後、動物小説を次々と発表し、「動物文学」をジャンルとして確立。1965年には西表島でイリオモテヤマネコを発見。従軍記者経験から、戦記文学も数多く残した。紫綬褒章、三等瑞宝章受章。2004年5月没
小林 照幸 (コバヤシ テルユキ)  
1968年、長野県生まれ。明治薬科大学在学中の1992年、『毒蛇(どくへび)』で第1回開高健賞奨励賞を受賞。1999年、『朱鷺(トキ)の遺言』で、第30回大宅壮一ノンフィクション賞を同賞史上最年少で受賞(当時)。信州大学経済学部卒。明治薬科大学非常勤講師(生薬学担当)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)