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オホーツク老人

ランダムハウス講談社文庫 と1−4 戸川幸夫動物文学セレクション 4

出版社名 ランダムハウス講談社
出版年月 2008年7月
ISBNコード 978-4-270-10210-7
4-270-10210-1
税込価格 1,012円
頁数・縦 468P 15cm

商品内容

要旨

知床半島にたった一人残された「留守番さん」彦市。原始の厳寒地にたくましく生きる野生の鳥獣たちと、孤独な老人の一冬を、地球史的スケールで描写して、知床ブームに火を付けた表題作他、大自然の冷徹なルール、動物同士の相克、動物と人間の間に生まれる愛情を、こまやかに描く短編集。

著者紹介

戸川 幸夫 (トガワ ユキオ)  
1912年、佐賀県生まれ。旧制山形高校(現・山形大学)の理科に入学。1937年、東京日日新聞社(現・毎日新聞社)に入社。太平洋戦争中、海軍報道班員として南方をまわる。終戦後も記者として活動したが、1955年、初の小説『高安犬物語』が直木賞受賞。以後、動物小説を次々と発表し、「動物文学」をジャンルとして確立。1965年には西表島でイリオモテヤマネコを発見。紫綬褒章、三等瑞宝章受章。2004年5月没
小林 照幸 (コバヤシ テルユキ)  
1968年、長野県生まれ。明治薬科大学在学中の1992年、『毒蛇(どくへび)』で第1回開高健賞奨励賞を受賞。1999年、『朱鷺(トキ)の遺言』で、第30回大宅壮一ノンフィクション賞を同賞史上最年少で受賞(当時)。信州大学経済学部卒。明治薬科大学非常勤講師(生薬学担当)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)