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塩一トンの読書

出版社名 河出書房新社
出版年月 2003年4月
ISBNコード 978-4-309-01542-2
4-309-01542-5
税込価格 1,320円
頁数・縦 171P 20cm

商品内容

要旨

人生のいくつかの場面で途方に暮れて立ちつくしたとき、私を支えてくれた好きな本たちと好きな作家たち。書物と作家をめぐるエッセイ33編。

目次

塩一トンの読書
ユルスナールの小さな白い家
翠さんの本
一葉の辛抱
『インド夜想曲』と分身
3つの地球的感性の交錯
鋭い洞察もつキニャールの作品
魅惑的な「外国語」文学
写真の予感に導かれて
北の深さ、南のやさしさ〔ほか〕

おすすめコメント

「インド夜想曲」「細雪」「縛り首の丘」「プラートの商人」「ジェラール・フィリップ」「夏少女・きけ、わだつみの声」など、人生のいくつかの場面で途方に暮れて立ちつくしたとき、私を支えてくれた好きな本たちと好きな作家たち・・・。

著者紹介

須賀 敦子 (スガ アツコ)  
1929年兵庫県生まれ。聖心女子大学卒業。1953年よりパリ、ローマに留学、その後イタリアに在住し、1961年ミラノで結婚。数多くの日本文学の翻訳紹介に携わる。夫の死後、1971年帰国。上智大学比較文化学部教授。『ミラノ霧の風景』で、1991年講談社エッセイ賞、女流文学賞受賞。1998年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)