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刹那の恋、永遠の愛 相聞句歌40章

出版社名 河出書房新社
出版年月 2003年8月
ISBNコード 978-4-309-01562-0
4-309-01562-X
税込価格 1,650円
頁数・縦 190P 20cm

商品内容

要旨

事ここに及べば、肉体も精神も糞もない。…ここに揚げる句歌に凝縮された、四十人の絶体絶命の愛の行く果てを追う。

目次

海に日は照るいざ唇を君(玉すだれ(樋口一葉)
世に薄き(伊藤左千夫) ほか)
涙湧く眼を追ひ移す(かそけくも(富田木歩)
誰がために(金子文子) ほか)
女の我の足下に縋る男か(妹の見る(吉井勇)
死のまへの(岡本かの子) ほか)
われは隈なく襲はれてゐる(かたくなに(釈迢空)
相触れて(川田順) ほか)

出版社
商品紹介

樋口一葉、夏目漱石、小津安二郎…。恋愛を語らせて当代随一の詩人が、様々な恋愛模様、色地獄を、句歌川柳から克明に探る。

著者紹介

正津 勉 (ショウズ ベン)  
1945年、福井県生まれ。詩人。72年に詩集『惨事』で詩壇にデビュー。自虐的かつ暴力的な詩的言語で注目をあび、以後、70年代詩人のひとりとして活発な詩作活動を展開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)