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わたしの取材余話

出版社名 河出書房新社
出版年月 2010年4月
ISBNコード 978-4-309-01976-5
4-309-01976-5
税込価格 1,760円
頁数・縦 233P 20cm

商品内容

要旨

単行本未収録エッセイ集、樺戸集治監、丹那トンネル、心臓移植、…。記録の人・吉村昭が、執筆のために全国各地を訪れ、関係者に徹底的に取材した爪痕。吉村文学を愛する読者に送る、感動の追体験。

目次

舞台再訪戦艦武蔵
戦艦・陸奥とQ二等兵曹
高熱隧道をゆく
心臓移植と狂気
「心臓移植」取材ノートから
「事実」と「虚構」の視座―戦争や心臓移植を書いたことの意味
プロボクサーの心理と生活
ふた昔前の短篇
八百屋の店主
「赤い人」について〔ほか〕

出版社
商品紹介

記録作家・戦史作家・歴史作家であった著者が、自らの作品執筆のために行ったていねいな取材のこぼれ話の集大成。全編単行本未収録。

おすすめコメント

記録作家・戦史作家・歴史作家であった著者が、自らの作品執筆のために行ったていねいな取材のこぼれ話の集大成。全編単行本未収録。日本で最初の心臓移植手術に際しあらゆる関係者に取材した記録も圧巻。

著者紹介

吉村 昭 (ヨシムラ アキラ)  
1927年、東京生まれ。小説家。東京開成中学を肺結核のため休学。卒業後、長兄の会社で働いた後、終戦後に学習院大学中退。在学中に同人誌『学習院文芸』(後に『赤絵』)を創刊。『星への旅』(太宰治賞)、『深海の使者』(文藝春秋読者賞)、『ふぉん・しいほるとの娘』(吉川英治文学賞)、『冷い夏、熱い夏』(毎日芸術賞)、『破獄』(讀賣文学賞・芸術選奨文部大臣賞)、『天狗争乱』(大佛次郎賞)。他に『吉村昭歴史小説集成(全8巻)』などがあり、菊池寛賞、日本芸術院賞も受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)