• 本

幕末の動乱

出版社名 河出書房新社
出版年月 2007年11月
ISBNコード 978-4-309-22472-5
4-309-22472-5
税込価格 1,760円
頁数・縦 253P 20cm

商品内容

要旨

清張没後15年、幻の歴史読み物発掘。松本清張幻の書き下ろし。文庫・全集未収録。享保の改革以降の幕藩体制の崩壊を活写する。

目次

「改革」の反動性
農民蜂起の実態
町人資本、吉宗に勝つ
側用人政治の復活
田沼時代の再検討
田沼の運上政策
密貿易
吉宗の「米」にたいする田沼の「金」
絹糸につまずいた田沼意次
大飢饉
田沼意知の最期
田沼が庶民に与えた自由
士風の頽廃
「蘭癖」一世を風靡
農民一揆戦術の進歩
国学の成立
働かざるもの食うべからず
松平定信老中首座となる
寛政の改革はじまる
緊縮政策
隠密政策
定信と七分積金
異学の禁と言論統制
シベリヤの風
尊号事件と大御所問題
名君賢相の相場
大御所時代と天保の改革
江戸町奉行鳥居耀蔵
蛮社の獄
鳥居耀蔵の背信
無職渡世人の横行
海の白蟻

出版社
商品紹介

以前シリーズの1冊として書かれて以来、初めて独立した単行本となる貴重本。享保の改革から天保の改革までを、大胆に活写する。

著者紹介

松本 清張 (マツモト セイチョウ)  
1909年、福岡県小倉生まれ。作家。1953年、「或る『小倉日記』伝」で芥川賞受賞。『点と線』『ゼロの焦点』などで社会派推理小説の旗頭となり、『日本の黒い霧』などで社会派ノンフィクションを開拓した。1992年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)