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日本という国家 戦前七十七年と戦後七十七年

出版社名 河出書房新社
出版年月 2022年11月
ISBNコード 978-4-309-22872-3
4-309-22872-0
税込価格 1,980円
頁数・縦 244P 19cm

商品内容

要旨

明治国家の完成と崩壊、戦後日本の虚実、歴代政治指導者たちの光と影、そして安倍元首相の暗殺から、新冷戦時代の日本の自立まで。ロシア・ウクライナ戦争、北朝鮮のミサイル発射、台湾有事など、危機を迎える戦後日本に向けて、ジャーナリストと政治学者による、熱き対談!

目次

はじめに―戦前七十七年と戦後七十七年(田原総一朗)
第1部 明治の国家、戦後の国家(明治国家の完成と崩壊―帝国の失敗(御厨貴×田原総一朗)
戦後国家の虚と実―経済大国の限界(御厨貴×田原総一朗)
政治指導者たちの光と影―ヴィジョンの攻防(御厨貴))
第2部 「戦後」からの脱却、令和の国家へ(安倍政治の功罪―保守主義の行方(御厨貴×田原総一朗)
日本の自立論(田原総一朗)
新冷戦時代の国家論(御厨貴))
おわりに―三度目の国家目標(御厨貴)

出版社・メーカーコメント

アメリカが「世界の警察」をやめた時、日本の安全保障はどうなるのか。明治維新から現在までの日本の近現代史を紐解きながら、ジャーナリストと政治学者が国家の未来を探る!

著者紹介

御厨 貴 (ミクリヤ タカシ)  
1951年東京都生まれ。東京大学卒業。都立大学教授、ハーバード大学客員研究員、政策研究大学院大学教授、東京大学教授、放送大学教授、青山学院大学特任教授を歴任。現在は東京大学先端科学技術研究センターフェロー、東京大学名誉教授。専門は政治史、オーラル・ヒストリー、公共政策、建築と政治。96年に『政策の総合と権力』(東京大学出版会)でサントリー学芸賞受賞、97年に『馬場恒吾の面目』(中公文庫)で吉野作造賞受賞。著書多数
田原 総一朗 (タハラ ソウイチロウ)  
1934年滋賀県生まれ。早稲田大学卒業後、岩波映画製作所に入社。その後、64年に東京12チャンネル(現テレビ東京)に開局とともに入社。77年にフリーに。テレビ朝日系『朝まで生テレビ!』『サンデープロジェクト』でテレビジャーナリズムの新しい地平を拓く。98年に城戸又一賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)