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カネと暴力の系譜学

シリーズ・道徳の系譜

出版社名 河出書房新社
出版年月 2006年11月
ISBNコード 978-4-309-24395-5
4-309-24395-9
税込価格 1,650円
頁数・縦 202P 19cm

商品内容

要旨

社会を動かす二つの力=カネと暴力への考察から国家、資本主義、そして非合法権力がかつてない姿で現われる。『国家とはなにか』で注目の新鋭によるいまもっとも必要でリアルな書き下ろし。

目次

第1章 カネを吸いあげる二つの回路(カネを手に入れる四つの方法
二つの“権利”―暴力とカネ)
第2章 国家と暴力について(国家とヤクザ組織の同一性と差異
国家はなぜ合法的な暴力を独占できるのか ほか)
第3章 法的暴力のオモテとウラ(法と例外
非公式暴力の活用 ほか)
第4章 カネと暴力の系譜学(所有の起源
資本主義の成立と所有の変容 ほか)

出版社
商品紹介

誰しもが持つ疑問から始まって、資本、国家、暴力を新たな視点から明らかにする。『国家とはなにか』で注目を集める新鋭の書き下ろし。

著者紹介

萱野 稔人 (カヤノ トシヒト)  
1970年生まれ。2003年、パリ第十大学大学院哲学科博士課程修了。哲学博士(パリ大学)。現在、東京大学21世紀COE「共生のための国際哲学交流センター」研究員および東京外国語大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)