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流砂のなかで

出版社名 河出書房新社
出版年月 2015年12月
ISBNコード 978-4-309-24743-4
4-309-24743-1
税込価格 1,430円
頁数・縦 122P 20cm

商品内容

要旨

戦争法強行採決後のいま、足もとのすべてが崩れてゆく流砂のなかで、この国の恥と責任を根底から問う必読の対話。

目次

方位なき流砂の原をゆく―まえがきにかえて(辺見庸)
第1章 なぜこの国は責任を問わないのか
第2章 知らずにはすまされないこと
第3章 「征伐」という帝国の衝動
第4章 骨の髄まで腐った民主主義国家
第5章 人が自らに責任を問うとき
単独者の責任を問う対話―あとがきにかえて(高橋哲哉)

おすすめコメント

いま最もラディカルな思考者2人が近年の政治的反動と、この危機にまで至った戦後日本、さらに近代を徹底的に問う激烈なる対話。

著者紹介

辺見 庸 (ヘンミ ヨウ)  
1944年、宮城県石巻市生まれ。共同通信記者を経て作家となる。『自動起床装置』で芥川賞受賞
高橋 哲哉 (タカハシ テツヤ)  
1956年、福島県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科教授。哲学者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)