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自閉スペクトラム症の女の子が出会う世界 幼児期から老年期まで

出版社名 河出書房新社
出版年月 2021年10月
ISBNコード 978-4-309-25432-6
4-309-25432-2
税込価格 2,805円
頁数・縦 349P 19cm

商品内容

要旨

「まわりに合わせて“ふつう”の仮面をかぶっているけれどつらい」「動作や表情がぎこちないと言われる」「社交は“台本”を覚えてやり過ごしている」「小さな頃は人なつこいタイプ」「女の子らしいことに興味を示さない」「身だしなみが苦手」…自らも自閉スペクトラム症(ASD)者である著者が集めた証言をとおして、ASD女性の生まれてから老いるまでの人生を知る。

目次

女の子たちも自分が何者なのか知る権利がある
女の人も自閉スペクトラム症になる
診断までの道のり
この子は何かが違う―乳幼児期
まわりになじめない―子ども時代の関係性
変わっていく身体と複雑な友人関係―思春期に出会う困難
家の外はカオス―学校生活に必要な支援
大人になってからASDだとわかった女性たち―成人診断がもたらすもの
「ASDに見えない」―大人になってからの困難
大人の人間関係―友人になるってどういうこと?
男か女かどちらでもないか?―セクシュアリティと性自認
好きな人とつながりたい―恋愛・性行為・パートナーシップ
子どもを産むとき―妊娠と育児のあれこれ
身体の不調とどう付き合うのか―健康で豊かな生活をおくるには
こんな働き方をしています―就職するとき
ASDとともに老いてゆく―老後を考える
理想の生き方とはどんなもの?―死ぬ前におこなっておきたいこと
おわりに―あなたはどう生きていく?

出版社・メーカーコメント

幼児期、学校、就職、出産、老い……生まれてから老いるまでの間に、自閉症スペクトラムの女の子はどんな体験をするのか。自らも当事者の著者が、当事者や家族の証言をもとに描き出す。

著者紹介

ヘンドリックス,サラ (ヘンドリックス,サラ)   Hendrickx,Sarah
英国にて、自閉スペクトラム症者などを対象とした訓練やコンサルティング、ビジネスをサポートする団体を運営する。自らも自閉スペクトラム症の診断を受けている
堀越 英美 (ホリコシ ヒデミ)  
1973年生まれ。文筆家。早稲田大学第一文学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)