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京の大工棟梁と七人の職人衆

出版社名 河出書房新社
出版年月 2020年11月
ISBNコード 978-4-309-29111-6
4-309-29111-2
税込価格 2,420円
頁数・縦 227P 20cm

商品内容

要旨

京都に生きる技をみがく匠の世界。職人の感覚と仕事と心を知ることは、同時に日本人の美意識のありようを探ることでもあった。失われつつある日本の生きた文化を求めて。名著復刊。

目次

1 最後の数寄屋大工といわれて―中村外二(数寄屋大工)
2 京壁と向き合う―森川邦男(左官)
3 障子、襖、屏風のはなし―伏原佳造(表具師)
4 錺金具にあらわれる日本人の意匠感覚―森本安之助(錺師)
5 畳はすっきり綺麗に見えるように―〓室節生(畳師)
6 簾は京都にふさわしい点景や―平田佳男(簾師)
7 北白川で灯籠と蹲踞をつくる―西村金造(石工)
8 庭造りに大切な京都の光―明貫厚(庭師)

出版社・メーカーコメント

「大工の中村です」生涯これ一本で通した最後の数寄屋大工の匠・中村外二を始め、左官、表具師、錺師、畳師、簾師、石工、庭師に聴く、京の伝統、職人技の世界。待望久しい名著の復刊。

著者紹介

笠井 一子 (カサイ カズコ)  
1945年、広島県生まれ。幼少期を大阪で過ごしたのち、十歳で上京。フリーランスのライターとして、道具(ヒトとモノとの関係性)、職人(料理や建築にたずさわる職人の仕事の流儀)、そして食文化・生活文化の分野を中心に執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)