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配膳さんという仕事 なぜ京都はもてなし上手なのか

出版社名 平凡社
出版年月 2020年4月
ISBNコード 978-4-582-83827-5
4-582-83827-8
税込価格 2,420円
頁数・縦 213P 20cm

商品内容

要旨

京都にだけ存在する男性だけの職業、「配膳さん」。紋付き袴のいでたちで、茶事、宴会、儀式など、さまざまな行事の進行を、万事、裏方でとり仕切る。「配膳」という仕事を通して、京都という町が育んできた「もてなし」の精神、その美的感覚と技術を生き生きと伝える。

目次

第1章 宴あれば配膳さんの出番あり
第2章 料亭の裏舞台
第3章 能と茶の見えない糸
第4章 点心づくり
第5章 祇園さん
第6章 もてなしの極意
第7章 もてなしの美学
第8章 姻戚でむすばれた都
第9章 座敷の空間演出
第10章 西陣、いまとむかし
第11章 水屋仕事にはげむ

出版社・メーカーコメント

茶会や宴席などを陰で支える特別な職業に京都の「配膳師」がある。いまや数少なくなった彼らの知られざるプロフェッショナルの実際を綴った貴重な記録。

著者紹介

笠井 一子 (カサイ カズコ)  
広島に生まれ、幼少期を大阪で過ごしたのち、十歳より東京に。フリーランスのライターとして、道具に関する記事、料理人や建築にたずさわる職人などの人物ドキュメント、そして生活文化についての記事を雑誌に執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)