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黒い花びら

河出文庫

出版社名 河出書房新社
出版年月 2005年8月
ISBNコード 978-4-309-40754-8
4-309-40754-4
税込価格 770円
頁数・縦 242P 15cm

商品内容

要旨

水原弘が生涯のほとんどをついやしたのは、“破壊へ向けての生活無頼”と“歌うこと”の二つだった―。昭和歌謡界黄金時代を疾風の如く駆け抜けた、無頼の歌手・水原弘の壮絶な生涯。酒、博打、借金に満ちた破天荒な歌手生活とは?関係者からの綿密な取材を重ねつつ、波瀾万丈の人生を描く感動のノンフィクション。

目次

私にとって水原弘とは何か
水原弘以前
ロカビリー旋風
「黒い花びら」
黒い花びらの裏側
永六輔的ココロ
“昼の論理”と“夜の論理”
エア・ポケット
ある眼差し
大いなる助走
伝説のレコーディング
“無頼”から“破滅”へ
壮絶な死
水原弘とは何か

著者紹介

村松 友視 (ムラマツ トモミ)  
1940年、東京生まれ。慶応大学文学部哲学科卒業。82年『時代屋の女房』で直木賞、97年『鎌倉のおばさん』で泉鏡花文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)