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わがふるさとは黄泉の国

河出文庫 は14−5

出版社名 河出書房新社
出版年月 2007年12月
ISBNコード 978-4-309-40881-1
4-309-40881-8
税込価格 858円
頁数・縦 304P 15cm

商品内容

要旨

知り合いの染色デザイナー久子が“自殺村”出身と知った商社マン室谷は、古事記由来の地名を持つ村の秘密と死に魅力を感じる自らの出自の謎に導かれ、黄泉の国へと足を踏み入れていった…表題作の他、ユニークで破天荒な民話研究「庄ノ内民話考」、多元宇宙SF「二都物語」等バラエティに富んだ、全6篇の傑作短篇集。

著者紹介

半村 良 (ハンムラ リョウ)  
1933‐2002年。東京生まれ。都立両国高校卒。多くの職業を転々とし、1962年「収穫」で「SFマガジン」のコンテストに入選。『石の血脈』で星雲賞、『産霊山秘録』で泉鏡花賞、『雨やどり』で直木賞、『岬一郎の抵抗』で日本SF大賞、『かかし長屋』で柴田錬三郎賞をそれぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)