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東京プリズン

河出文庫 あ9−4

出版社名 河出書房新社
出版年月 2014年7月
ISBNコード 978-4-309-41299-3
4-309-41299-8
税込価格 1,012円
頁数・縦 533P 15cm

商品内容

要旨

日本の学校になじめずアメリカの高校に留学したマリ。だが今度は文化の違いに悩まされ、落ちこぼれる。そんなマリに、進級をかけたディベートが課される。それは日本人を代表して「天皇の戦争責任」について弁明するというものだった。16歳の少女がたった一人で挑んだ現代の「東京裁判」を描き、今なお続く日本の「戦後」に迫る、毎日出版文化賞、司馬遼太郎賞、紫式部文学賞受賞作!

著者紹介

赤坂 真理 (アカサカ マリ)  
1964年東京都生まれ。2012年、少女の目で「戦後」を問う長篇『東京プリズン』で、毎日出版文化賞、司馬遼太郎賞、紫式部文学賞を受賞。1997年『蝶の皮膚の下』でデビュー以来、人間の知覚の限界に迫り常に注目を集める。映画化された「ヴァイブレータ」、野間文芸新人賞受賞作「ミューズ」などの小説作品以外に、『愛と暴力の戦後とその後』など評論作品も話題(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)