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謎解きモナ・リザ 見方の極意名画の理由

河出文庫 に10−1

出版社名 河出書房新社
出版年月 2016年3月
ISBNコード 978-4-309-41441-6
4-309-41441-9
税込価格 814円
頁数・縦 16,228P 15cm

商品内容

要旨

絵画史上、最高傑作と名高い『モナ・リザ』。晩年のダ・ヴィンチが手を加え続けたこの未完の名画には、どんな仕掛けが、隠されているのか!?斜めに交差して配置された不機嫌な表情と柔和な表情。画家の署名代わりに描かれた胸元の紋様。そして最大の謎、モデル問題…一枚の名画を読み解くことを通して、究極の鑑賞眼である“画家の眼”が手に入れられる!愛人の美少年による『モナ・リザ』売却事件など、新事実も満載の決定版。

目次

『モナ・リザ』その画面の謎―名画の見どころ、構図の魔術、秘密の署名
無感動の謎―名画の証としての無感動 美的感動の不可逆反応
モデルの正体―解明された美術史上最大のミステリー
盗まれた世紀の名画―フィレンツェで描かれた名画がパリにある理由
未完成の『モナ・リザ』―画家の眼で見るために
美少年サライの謎―少年愛のフィレンツェ、聖母マリアの面影
無学の天才―万能の画家が不遇に終った理由
タッチを読み解く―宮廷美学としてのさりげなさ 天才の証としての筆づかい
風景画の誕生―フィレンツェ・ルネッサンス散策のために
人物画の登場―メダルから肖像画へ 顔の向きが意味するもの
ルネッサンスの薄暮―バロックの闇 印象派の光
微笑の謎―『モナ・リザ』は、なぜ微笑み続けているのか!?

おすすめコメント

未完のモナ・リザの謎解きを通して、あなたも“画家の眼”になれる究極の名画鑑賞術。「たけしの新・世界七不思議大百科」でも紹介!

著者紹介

西岡 文彦 (ニシオカ フミヒコ)  
1952年生まれ。多摩美術大学教授。版画家。柳宗悦門下の森義利に入門、伝統版画技法の継承者となる。そのユニークな著作によって、名画の謎解きブームを引き起こし、今日の美術書や美術番組のスタンダードを確立した第一人者として知られる。テレビ番組の企画・出演も多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)