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日本語ことばあそびの歴史

河出文庫 こ24−3

出版社名 河出書房新社
出版年月 2020年11月
ISBNコード 978-4-309-41780-6
4-309-41780-9
税込価格 1,210円
頁数・縦 343P 15cm

商品内容

要旨

古来、日本人は日常の言語に「あそび心」を込めてきた。なぞなぞ、しゃれ、掛詞、折句、判じ絵、回文、都々逸…『万葉集』から、なぞなぞの宝庫と言うべき中世、言語遊戯百花繚乱たる江戸、幕末・明治まで、ことばあそびという営みの面白さを紹介しながら、生きた言葉のワンダーランド、もうひとつの日本語の歴史へ読者をいざなう。

目次

第1章 ことばあそび事始め(あそびのあることば
ことばあそびからみた言語 ほか)
第2章 いろは歌あれこれ(ある助詞を使わないで和歌をつくる―『万葉集』のチャレンジ
同じ仮名を使わないで和歌をつくる―『古今和歌集』のチャレンジ ほか)
第3章 中世―なぞなぞの宝庫(『徒然草』のなぞ
連歌とことばあそび ほか)
第4章 江戸時代―言語遊戯百花繚乱(江戸のことばあそび
『剽金福寿草』のことばあそび ほか)
第5章 幕末・明治―雅俗をつなぐミッシング・リンク(幕末・明治のことばあそび)

出版社・メーカーコメント

日本語はこんなにも、愉快だ! 古来、日本人は日常の言語に「あそび心」を込めてきた。なぞなぞ、掛詞、判じ絵、回文、都々逸……生きた言葉のワンダーランド、もう一つの日本語の歴史へ。

著者紹介

今野 真二 (コンノ シンジ)  
1958年、神奈川県生まれ。清泉女子大学教授。日本語学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)