• 本

わが植物愛の記

河出文庫 ま24−1

出版社名 河出書房新社
出版年月 2022年7月
ISBNコード 978-4-309-41901-5
4-309-41901-1
税込価格 759円
頁数・縦 265P 15cm

商品内容

要旨

“日本植物学の父”と称された牧野富太郎の、ベストエッセイ集。自由闊達、在野精神の横溢した名文で、新種発見の喜びを綴り、分類・名称の誤りを正す。自伝をまとめた「想い出すままに」のほか、『随筆草木志』『趣味の草木志』『趣味の植物誌』『続牧野植物随筆』などから、その植物愛に満ちた文章を選りすぐるオリジナル文庫。

目次

1 想い出すままに(幼少のころ
地獄虫
狐の屁玉 ほか)
2 わが植物園の植物
3 植物さまざま(あずさ弓
熱海の緋寒桜
俚謡の嘘 ほか)
4 牧野一家言(牧野一家言
味噌、糞の見さかいもなき園芸家
農家の懐ぐあいで甘藷が変わった ほか)

出版社・メーカーコメント

NHKの朝の連続ドラマの主人公が予定されている、〈日本植物学の父〉のエッセイ集。自伝的要素の強いものと、植物愛に溢れる見事なエッセイを、入手困難書からまとめる。

著者紹介

牧野 富太郎 (マキノ トミタロウ)  
1862年、土佐(現高知県)生まれ。植物分類学者。独学で植物学を志し、帝国大学理科大学(現東大理学部)植物学教室で研究、同大助手、講師を務めながら全国に植物調査を続け、多数の新種を発見。植物分類学の基礎をつくり、『植物学雑誌』なども創刊、“日本植物学の父”と称された。理学博士、文化功労者、文化勲章受章。1957年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)