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江戸っ子の身の上 綺堂随筆 新装版

河出文庫 お2−5

出版社名 河出書房新社
出版年月 2023年12月
ISBNコード 978-4-309-42073-8
4-309-42073-7
税込価格 990円
頁数・縦 343P 15cm
シリーズ名 江戸っ子の身の上

商品内容

要旨

胃痙攣や不眠症に悩み、汽車の停車場に興味を持ち、退屈すぎてふと蟹のことを考える。「半七捕物帳」の著者を身近に感じられる、傑作江戸随筆選。日本で初めてインフルエンザが流行った時に「お染風」と呼ばれた理由、明治東京の正月の思い出、従軍記者として赴いた日露戦争の記憶、中国の探偵小説・幽霊譚紹介などを収録。

目次

江戸の芝居、東京の思い出(助六身の上話
かたき討の芝居
夏芝居
正月の思い出


雪の一日
二階から
薬前薬後

亡びゆく花)
旅すずり(仙台五色筆
山霧
磯部の若葉
栗の花

葉桜まで
大師詣
後の大師詣
雨と月と
秋の潮)
非常時夜話(四十余年前
昔の従軍記者
苦労と支那兵
満洲の夏
日清戦争劇)
怪奇探偵話(赤膏薬
支那の探偵小説
怪奇一夕話)

著者紹介

岡本 綺堂 (オカモト キドウ)  
1872年生まれ。本名敬二。旧御家人を父として東京に生まれる。東京府中学校卒業後、東京日日新聞に入社。記者のかたわら戯曲を書き、『修禅寺物語』『番町皿屋敷』などの名作を発表。捕物帳の嚆矢「半七捕物帳」シリーズで人気を博した。1939年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)