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法とは何か 法思想史入門

増補新版

河出ブックス 084

出版社名 河出書房新社
出版年月 2015年7月
ISBNコード 978-4-309-62484-6
4-309-62484-7
税込価格 1,540円
頁数・縦 246,3P 19cm
シリーズ名 法とは何か

商品内容

要旨

なぜ法に従うのか。法とはどのような働きをするものなのか。先人たちが唱えてきた法思想を読み解きながら、法とともにいかに生きるべきかを問い直す。自分の問題として法をとらえるための、法思想史入門の決定版。普遍的な道徳と個人の生き方が衝突する場合とるべき行動は何か。迷う場面における法解釈についての章を増補。

目次

法はあなたにとってどういう存在か
第1部 国家はどのように考えられてきたか(何のための国家か
平和と自己防衛を目指す国家―トマス・ホッブズ
個人の権利を保障する国家―ジョン・ロック
自由を保全する国家―ジャン・ジャック・ルソー
永遠に完成しない国家―イマヌエル・カント
人々がともに生きるための立憲主義)
第2部 国家と法の結びつきは人々の判断にどう影響するか(法の規範性と強制力―ケルゼンとハート
法と道徳の関係―ハートとドゥオーキン
法が法として機能する条件
法と国家―どちらが先か)
第3部 民主的に立法することがなぜよいのか(なぜ多数決か
民主政の過去から学ぶ)
法に従う義務はあるか
補論 道徳がすべてなのか

出版社
商品紹介

人にとって法はどのような働きをするか。先人の思想の系譜を読み解き、法と共により善く生きる道を問う。入門書決定版の増補新版。

著者紹介

長谷部 恭男 (ハセベ ヤスオ)  
1956年、広島県生まれ。東京大学法学部卒業。現在、早稲田大学法科大学院教授。専門は憲法学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)