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理性の起源 賢すぎる、愚かすぎる、それが人間だ

河出ブックス 101

出版社名 河出書房新社
出版年月 2017年2月
ISBNコード 978-4-309-62501-0
4-309-62501-0
税込価格 1,870円
頁数・縦 232P 19cm

商品内容

要旨

人間は、理性的な動物のようで、つい、うっかり、ミスをする。しかし、高度な科学技術を生み出せることからわかるように、非理性的な動物とも言い切れない。そもそも理性的であることは、人間にとって、どんな意味があるのだろう。理性があることは進化の上で有利だったのだろうか。諸科学の最新の成果をふまえながら、ヒトらしさの根源に迫る、知的エンタテインメント。

目次

序章 理性はなぜ進化論の問題になるのか
第1章 進化と理性の二つの問題
第2章 そもそも人間は理性的なのか
第3章 理性は本当に進化で有利なのか
第4章 どのようなかたちの理性が進化したか
第5章 科学を生み出した理性

出版社・メーカーコメント

理性があることは進化で有利なのか。どのようなかたちの理性が進化したのだろうか。諸科学の成果をふまえながら、ヒトらしさの根源に迫る知的エンタテイメント。戸田山和久氏推薦。

著者紹介

網谷 祐一 (アミタニ ユウイチ)  
1972年、大阪府生まれ。東京農業大学(オホーツクキャンパス)准教授。ブリティッシュ・コロンビア大学(カナダ)大学院修了、哲学博士(Ph.D.)。米ピッツバーグ大学博士研究員、京都大学研究員などを経て現職。専門は科学哲学、生物学の哲学。進化論を中心に、個別の科学理論を超えた視座から諸科学の成果を読み解く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)