• 本

古井由吉自撰作品 4

親 山躁賦

出版社名 河出書房新社
出版年月 2012年6月
ISBNコード 978-4-309-70994-9
4-309-70994-X
税込価格 3,740円
頁数・縦 368P 20cm
シリーズ名 古井由吉自撰作品

商品内容

要旨

著者自身が厳選した待望の著作集!聖・俗と狂気をめぐる長篇三部作の劇的な到達点「親」。形式と文体の閾を越え、新領野を拓く傑作「山躁賦」。山の気が、説話の人物が、死者が、過去の自分が深くくぐもった声となって語りかけてくる。紀行ともエッセイとも従来の小説とも分類できない独自の自在な表現と文体の空間がここに登場する!多くの人がベストにあげる著者の代表作。

目次


山躁賦

出版社
商品紹介

初期長篇三部作の最後の作品『親』と、独自の文体で後期の傑作の先駆けとなった『山躁賦』。解説=佐々木中。「半自叙伝」4を収録。

出版社・メーカーコメント

ブロッホ、ムジールなどの翻訳を経て、作家に。『杳子』で芥川賞を受賞。『栖』で日本文学大賞を、『槿』で谷崎潤一郎賞を、『中山坂』で川端康成賞を受賞。『仮往生伝試文』で読売文学賞を受賞。