• 本

八犬傳 下

改訂版

廣済堂文庫 や−7−26 特選時代小説

出版社名 廣済堂あかつき
出版年月 2010年7月
ISBNコード 978-4-331-61404-4
4-331-61404-2
税込価格 734円
頁数・縦 477P 16cm
シリーズ名 八犬傳

商品内容

要旨

物語が書き始められて24年目、最後の幼犬士が出現。ここにようやく孝・義・忠・信・悌・礼・智・仁の珠をもつ里見家名代の八人の犬士が出そろった。関東管領扇谷定正率いる十万の軍勢から安房国を救うため、天命の糸で結ばれた八犬士がいま立ちあがる…。一方、執筆中に息子と妻を失い、しかも全盲となったにも拘わらず、口述筆記でついに大作「南総里見八犬伝」を完成させた滝沢馬琴。伝奇と伝記が見事に冥合した山田風太郎不朽の名作、完結編。

出版社・メーカーコメント

物語が始って24年目、ようやく孝・義・忠・信・悌・礼・智・仁の珠をもつ里見家名代の八犬士が出揃った。関東管領扇谷定正から里見家を救うため、天命の糸で結ばれた八犬士が立ちあがる。そして執筆中に息子と妻を失い、全盲となって口述筆記で結末をしあげた馬琴。虚と実、伝奇と伝記が見事に冥合した山田風太郎ワールド!

著者紹介

山田 風太郎 (ヤマダ フウタロウ)  
1922年、兵庫県生まれ。東京医科大学卒業。47年、「宝石」新人募集に応募した「達磨峠の事件」がデビュー作。48年「眼中の悪魔」で第2回探偵作家クラブ賞短編賞を受賞。その後「甲賀忍法帖」を始めとした忍法帖シリーズなどを精力的に発表した。2000年、日本ミステリー文学大賞受賞。01年7月死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)