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ギャンブル依存国家・日本 パチンコからはじまる精神疾患

光文社新書 728

出版社名 光文社
出版年月 2014年12月
ISBNコード 978-4-334-03831-1
4-334-03831-X
税込価格 814円
頁数・縦 220P 18cm

商品内容

要旨

2014年8月、厚生労働省が発表したギャンブル依存の有病率はなんと4.8%、536万人。あなたの周りにもギャンブルをやめたいのにやめられない「ギャンブル症者」がいないだろうか。本書では、その「ギャンブル障害」の実態を詳らかにし、パチンコ、スロット、競馬、宝くじなどのギャンブル利権に鋭く切り込む。昨今議論されているカジノ法案、無残なまでに無関心を貫く日本の精神医学界―さまざまな利権によりズタズタにされた日本の未来は「脱ギャンブル」にかかっている!

目次

第1章 精神科医から見たギャンブル汚染列島(ギャンブル被害者の実態)
第2章 ギャンブル汚染の実態と利権構造(ギャンブルが原因の犯罪
わが国のギャンブル汚染の実態
パチンコ・スロットの利権 ほか)
第3章 日本はギャンブル汚染から脱却できるのか(ギャンブルによる脳の変化
わが国のギャンブル規制の歴史
諸外国におけるギャンブル規制 ほか)

著者紹介

帚木 蓬生 (ハハキギ ホウセイ)  
作家・精神科医・医学博士。1947年福岡県生まれ。東京大学文学部、九州大学医学部卒業。九州大学神経精神医学教室で中尾弘之教授に師事。北九州市八幡厚生病院副院長を経て、通谷メンタルクリニックを開業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)