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松本清張短編全集 09

誤差

光文社文庫 ま1−21

出版社名 光文社
出版年月 2009年5月
ISBNコード 978-4-334-74592-9
4-334-74592-X
税込価格 692円
頁数・縦 325P 16cm
シリーズ名 松本清張短編全集

商品内容

要旨

法医学と人間心理の誤差に着目して、真犯人を追及する佳編「誤差」。ほかに、古美術品の鑑識眼を使って、アカデミズムの虚飾を剥ぎ、人の真贋を暴こうとした男の凄絶な復讐計画と、その挫折を描いた「真贋の森」など、人間存在の深奥を見据えた著者の冷厳な視線が生んだ傑作七編。

著者紹介

松本 清張 (マツモト セイチョウ)  
1909年北九州市生まれ。給仕、印刷工などの職業を経て、朝日新聞西部本社に入社。懸賞小説に応募入選した「西郷札」が直木賞候補となり、’53年に「或る『小倉日記』伝」で、芥川賞を受賞。’58年に刊行された『点と線』は、推理小説界に「社会派」の新風を呼び、空前の松本清張ブームを招来した。ミステリーから、歴史時代小説、そして、古代史、近現代史の論考など、その旺盛な執筆活動は多岐にわたり、生涯を第一線の作家として送った。’92年に死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)