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寂聴あおぞら説法 こころを贈る みちのく天台寺

光文社文庫 せ3−11

出版社名 光文社
出版年月 2011年4月
ISBNコード 978-4-334-74941-5
4-334-74941-0
税込価格 550円
頁数・縦 233P 16cm
シリーズ名 寂聴あおぞら説法

商品内容

要旨

笑いあり、涙あり―こころに響くことばがたくさん詰まった一冊。

目次

第1話 だから、一生懸命、「切に生きる」のです
第2話 「死を待つ家」の老人は幸せなんですよ
第3話 今大切なことは「何か」を求める心です
第4話 目に見えない大切なものってわかります?
第5話 愛とは思いやり。思いやりは想像力から
第6話 心に誇りを持てば他人が大切になります
第7話 ほどほどに、そしてあまり我慢をしないで
第8話 百年先を見る者は「人をつくります」
第9話 「女がやることなすこと非難された時代です」―平塚らいてう

おすすめコメント

みちのく岩手・二戸市にある古刹・天台寺。寂聴さんのことばに、集まった老若男女は、笑い、泣き、癒され、元気を取り戻します。心施とは、病気で苦しむ家族や、大切なひとを失い心に痛みを抱える人への励まし。「心を施すということですから、優しい言葉をかけてあげれば、それが立派な心施です。布施になります」(本文より)。こころに響くことばがたくさん詰まった一冊。

著者紹介

瀬戸内 寂聴 (セトウチ ジャクチョウ)  
1922年、徳島県生まれ。東京女子大学卒業。’57年、『女子大生・曲愛玲』で新潮社同人雑誌賞受賞。’61年、『田村俊子』で田村俊子賞受賞。’63年、『夏の終り』で女流文学賞受賞。’73年、平泉中尊寺にて得度・受戒。その後、『花に問え』で谷崎潤一郎賞、『白道』で芸術選奨文部大臣賞。『場所』で野間文芸賞、NHK放送文化賞など次々と受賞。’98年、現代語訳『源氏物語』全20巻完結。2006年、文化勲章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)