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がん治療の95%は間違い

幻冬舎新書 こ−23−1

出版社名 幻冬舎
出版年月 2015年11月
ISBNコード 978-4-344-98399-1
4-344-98399-8
税込価格 880円
頁数・縦 253P 18cm

商品内容

要旨

医療技術は年々進歩し、がんの早期発見の確率は格段に上がっている。しかし、がんによる死亡者数はいっこうに減る気配はなく、手術や抗がん剤治療後に急死する例は後を絶たない。2013年4月に「セカンドオピニオン外来」を開設した著者のもとには年間2000組以上の相談者が訪れているが、95%以上のケースで、うけないほうがいい治療を医者から勧められているという。実際に著者の外来ではどんな会話がなされているのか?本書ではそのやりとりをリアルに再現。がん治療ワールドの卑劣さ、恐ろしさが手にとるようにわかるだけでなく、がんの正しい知識と治療法が身につく稀有な書。

目次

序章 著名人のがん治療を考察する
第1章 消化管のがん―胃がん/食道がん/大腸がん
第2章 肺がん
第3章 頭頚部のがん―下咽頭がん/甲状腺がん/舌がん
第4章 肝臓がん/胆管がん/膵臓がん
第5章 泌尿器のがん―前立腺がん/膀胱がん/腎がん
第6章 女性のがん―乳がん/子宮頚がん
第7章 その他のがん―脳腫瘍/悪性黒色腫/悪性リンパ腫

おすすめコメント

医療技術は年々進歩し、がんの早期発見の確率は格段に上がっている。しかし、がんによる死亡者数はいっこうに減る気配はなく、手術や抗がん剤治療後に急死する例は後を絶たない。2013年4月に「セカンドオピニオン外来」を開設した著者のもとには年間2000組以上の相談者が訪れているが、95%以上のケースで、うけないほうがいい治療を医者から勧められているという。実際に著者の外来ではどんな会話がなされているのか? 本書ではそのやりとりをリアルに再現。がん治療ワールドの卑劣さ、恐ろしさが手にとるようにわかるだけでなく、がんにの正しい知識と治療法が身につく稀有な書。

著者紹介

近藤 誠 (コンドウ マコト)  
1948年東京都生まれ。73年、慶應義塾大学を卒業。76年、同医学部放射線科に入局。79〜80年、米国留学。83年より2014年まで同医学部講師。12年、「乳房温存療法のパイオニアとして、抗がん剤の毒性、拡大手術の危険性など、がん治療における先駆的な意見を、一般人にもわかりやすく発表し、啓蒙を続けてきた功績」によって「第60回菊池寛賞」受賞。現在は東京・渋谷の「近藤誠セカンドオピニオン外来」で年間2000組以上の相談に応えている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)