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潮鳴り

祥伝社文庫 は12−2

出版社名 祥伝社
出版年月 2016年5月
ISBNコード 978-4-396-34209-8
4-396-34209-8
税込価格 770円
頁数・縦 400P 16cm

商品内容

要旨

俊英と謳われた豊後羽根藩の伊吹櫂蔵は、役目をしくじりお役御免、いまや“襤褸蔵”と呼ばれる無頼暮らし。ある日、家督を譲った弟が切腹。遺書から借銀を巡る藩の裏切りが原因と知る。弟を救えなかった櫂蔵は、死の際まで己を苛む。直後、なぜか藩から出仕を促された櫂蔵は、弟の無念を晴らすべく城に上がるが…。“再起”を描く、『蜩ノ記』に続く羽根藩シリーズ第二弾!

出版社・メーカーコメント

豊後(ぶんご)・羽根(うね)藩を舞台に“再起”を描く、感涙のシリーズ第2弾、待望の文庫化! 俊英と謳(うた)われた豊後羽根藩の伊吹櫂蔵(いぶきかいぞう)は、役目をしくじりお役御免、いまや“襤褸蔵(ぼろぞう)”と呼ばれる無頼(ぶらい)暮らし。あの日、家督を譲(ゆず)った弟が切腹。遺書から借銀を巡る藩の裏切りが原因と知る。弟を救えなかった櫂蔵は、死の際(きわ)まで己を苛(さいな)む。直後、なぜか藩から出仕を促(うなが)された櫂蔵は、弟の無念を晴らすべく城に上がるが……。“再起”を描く、『蜩ノ記』に続く羽根藩シリーズ第2弾!

著者紹介

葉室 麟 (ハムロ リン)  
1951年、北九州市小倉生まれ。西南学院大学卒。地方紙記者などを経て、2005年、『乾山晩秋』で歴史文学賞を受賞し、文壇へ。07年、『銀漢の賦』で松本清張賞を受賞。12年には豊後羽根藩を舞台にした『蜩ノ記』(祥伝社文庫)で第一四六回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)