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捨てることから始まる 「寂庵だより」1997−1987年より

出版社名 祥伝社
出版年月 2022年6月
ISBNコード 978-4-396-61785-1
4-396-61785-2
税込価格 1,760円
頁数・縦 437P 19cm

商品内容

要旨

家を捨て、家族を捨てて出家した。六十代の随想を収録。

目次

1 友人、知人の訃報―一九九七年
2 『源氏物語』の現代語訳、完成―一九九六年
3 阪神・淡路大震災を体験―一九九五年
4 慈悲をもって生きる―一九九四年
5 得度して二十年めの転機―一九九三年
6 いまを切に生きる―一九九二年
7 仏教徒としてできること―一九九一年
8 戦争反対、世界が激動の一年―一九九〇年
9 幸福な晩年とは―一九八九年
10 ものを書く苦しみと喜び―一九八八年
11 忘己利他の精神で―一九八七年

出版社・メーカーコメント

ありし日の寂聴さんが一番伝えたかったこと。寂聴さんが編集長を務めた「寂庵だより」から随想を収録したシリーズ第三弾。

著者紹介

瀬戸内 寂聴 (セトウチ ジャクチョウ)  
1922年、徳島県生まれ。1943年、東京女子大学卒。1957年、「女子大生・曲愛玲」で新潮社同人雑誌賞、61年、『田村俊子』で田村俊子賞、63年、『夏の終り』で女流文学賞を受賞。1973年、岩手県平泉の中尊寺で得度。法名寂聴(旧名・晴美)。京都嵯峨野に「寂庵」を構える。1992年、『花に問え』で谷崎潤一郎賞、96年、『白道』で芸術選奨、2001年、『場所』で野間文芸賞を受賞。98年に『源氏物語』の現代語訳を完訳。2006年、文化勲章を受章。2011年、『風景』で泉鏡花文学賞を受賞。著書多数。2021年11月9日逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)