古事記を読みなおす
ちくま新書 876
出版社名 | 筑摩書房 |
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出版年月 | 2010年11月 |
ISBNコード |
978-4-480-06579-7
(4-480-06579-2) |
税込価格 | 1,012円 |
頁数・縦 | 301P 18cm |
商品内容
要旨 |
古事記は、律令国家の由緒を描く史書として読まれてきた。だが、こうした理解には根本的な誤りがある―。日本書紀には存在しない「出雲神話」が必要とされたのはなぜか。どうして権力にあらがい滅びた者たちに共感を寄せるのか。この作品の成り立ちを説く「序」は真実か…このような疑問を通じ本書は、「国家の歴史」以前から列島に底流する古層の語りとして、古事記をとらえ返す。それにより神話や伝承の生きた姿、魅力がよみがえる。古事記の世界を一望に収める入門書の決定版。 |
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目次 |
序章 なぜ古事記を読みなおすのか |