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働き方改革の世界史

ちくま新書 1517

出版社名 筑摩書房
出版年月 2020年9月
ISBNコード 978-4-480-07331-0
4-480-07331-0
税込価格 924円
頁数・縦 250P 18cm

商品内容

要旨

経営者と従業員の利害は、どのように調整できるか。労働者の団結や労使協調、あるいは経営参加という現代の労使関係の理論はどのように生まれたか。英国のコレクティブ・バーゲニング、米国のジョブ・コントロール型労使関係やフランスの自主管理思想、ドイツ型パートナーシャフト、日本型雇用など、世界中で模索され、実践されてきた労使関係の理想と現実とは。労働イデオロギーの根源を探訪し、働くということを根本から考える一冊。

目次

序章 日本人が煙たがる「労働運動」というもの
第1章 トレードからジョブへ
第2章 パートナーシップ型労使関係という奇跡
第3章 パートナーシップなき企業内労使関係の苦悩
第4章 片翼だけの労使関係
第5章 労働思想ってそういうことだったのか対談

著者紹介

濱口 桂一郎 (ハマグチ ケイイチロウ)  
1958年、大阪府生まれ。東京大学法学部卒業。労働政策研究・研修機構労働政策研究所長。著書多数
海老原 嗣生 (エビハラ ツグオ)  
1964年生まれ。上智大学経済学部卒業。雇用ジャーナリスト。立命館大学経営学部客員教授。経済産業研究所コア研究員。奈良県行財政改革推進プロジェクトワークマネジメント部会長、人材・経営誌『HRmics』編集長、ニッチモ代表取締役、リクルートキャリア社フェロー(特別研究員)。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)