作者の図像学
ちくま学芸文庫 ナ15−2
| 出版社名 | 筑摩書房 |
|---|---|
| 出版年月 | 2008年11月 |
| ISBNコード |
978-4-480-09176-5
(4-480-09176-9) |
| 税込価格 | 1,100円 |
| 頁数・縦 | 206P 15cm |
商品内容
| 要旨 |
たしかに作者は昨日死んだのだ。しかしそれならば、肖像の向こう側からこちらを見つめているのは誰なのか。それは作品の特異な潜在力であり、作者ではなく作者のイメージなのである。作品にとりついた幽霊のような作者のイメージ、その眼差しは、作者の「死後の生」がその「生前の死」でもあること、「作者の死」が今なお進行中の、永遠に清算不可能な、つねに到来する出来事でありつづけていることを示している。現代思想の旗手が、ゲーテ、バルザック、フローベール、プルースト、ボルヘス、川端康成…など、十五枚の肖像をめぐって展開する作者のイコノグラフィー。 |
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| 目次 |
作者自身の肖像 |


