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東大柳川ゼミで経済と人生を学ぶ

日経ビジネス人文庫 や10−1

出版社名 日本経済新聞出版社
出版年月 2015年3月
ISBNコード 978-4-532-19757-5
4-532-19757-0
税込価格 825円
頁数・縦 266P 15cm

商品内容

要旨

『なじみの店』をつくるのは経済学的によい?悪い?優秀な幹事に必要な条件って何?夢目標を立てるとき、絶対に知っておくべき方法論とは―人生のさまざまな選択や意思決定には、経済のほんの少しのエッセンスがとても役立ちます。東大経済学部の名物教授・柳川生先がいいとこどり教えてくれる、やさしい経済(人生)入門

目次

1 試験勉強と買い物の―賢い選択術―サンクコスト
2 「なじみの店」をつくるのは、よい?悪い?―機会費用
3 恋愛、あるいは研究における一番大切な心得―オプション価値
4 行列のできるラーメンは、なぜ貴重なのか―希少性
5 幹事の優秀さは二次会で決まる―コンティンジェンシー・プラン
6 レストランと客の駆け引きから考える経済―情報の非対称性
7 未来に向けて植林をする老人の話―ダイナスティ・モデル
8 夢を描くとき、知っておくべき方法論―ポートフォリオ選択理論

出版社・メーカーコメント

 スポーツがうまくなるにもコツがあるように、未来を考えていくときにも、考え方のコツがあります。そんなコツを「経済の考え方」を使って整理してみたのがこの本です。  この本は、経済学のテキストではありません。経済事情の解説書でもありません。経済学の考え方がどんなふうに役立つのか、生き方・考え方という視点に立って、生き抜く知恵のようなものを解説した本です。その意味ではずいぶんと毛色の変わった本になっています。  コツをうまく掴んでちょっと見方を変えれば、きっと、世界はもっともっと違って見えてくるはずです。本書のはじめに・おわりにより―――――――――――――――――-――――――――――――――――- 転職を考えるとき有効な戦略って何?  夢や目標を立てるとき知っておくべき方法論とは?  買い物で迷ったらどのように決めるべき?  優秀な幹事に必要な条件って何?――人生のさまざまな選択や意思決定には、経済のほんのすこしのエッセンスが、とても役立ちます。 「サンクコスト」「機会費用」「オプション価値」など、経済の基本的な概念が日常生活をどのように豊かにしてくれるのか、 東大経済学部の名物教授・柳川先生が、いいとこどりでやさしく楽しく教えます。*本書は2011年11月に日本経済新聞出版社から刊行された『元気と勇気が湧いてくる経済の考え方』を再編集して文庫化したものです。

著者紹介

柳川 範之 (ヤナガワ ノリユキ)  
1963年生まれ。東京大学大学院経済学研究科教授。父の仕事の関係で小学生時代をシンガポールで、高校生時代をブラジルで過ごす。慶應義塾大学経済学部を通信制で卒業したのち、東京大学大学院で博士号取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)